スタッフから社員の皆さまへのメッセージです。

2005/8/8 近況報告 野村

野村です。眠いです…。
しかし、サイトのリニューアルという事なら、何か書かないと寂しいですよね。
ちと頑張って、色々情報をお伝えします。

まずは、スクウェア・エニックスパーティ2005に来て頂いたたくさんの方々、
本当にありがとうございました。
自分はほとんどブース裏にいたんですが、ミニシアターで時折起こった拍手に感激しました。
スクエニスパーティと言えば、各社からインタビューを受けたんですが、
皆さんに誤解をあたえたかも?という問い合わせが多かったので、少し訂正をさせて頂きます。
限定版のBOXが革製という風に思われているかもしれませんが、
あれはプロトタイプと呼ばれる革を、通常の紙製の箱にプリントしたもので、革製の箱ではありません。
展示スペースの革製プロトタイプの隣に、製品版の紙の箱を置いてあったのですが、
プリントが本物の革そっくりだったのか、革製のプロトタイプの印象が強過ぎたのか、
展示品の説明不足だったのか…、ともかく誤解された方々には申し訳ないと思っております。
さすがに総革製であの価格は無理です…。まぎらわしくてすみませんでした。

さて、本編ですが、何とか!とうとう完成いたしました!!
土壇場で色々問題も発生しまして、かなりギリギリでしたが…
これで何とか発売日には皆さんのお手元にお届けできそうです。
後、約一ヶ月くらいですか?いや、本当に危なかった…色々起きた問題はいずれお話できる機会に…。
これから発売に向けてまだ色々準備しないといけないので、気を抜けない状況です。
CMも現在製作中で、今日もこれから最終の仕上げの為にスタジオに行って来ます。
放映は8月中旬から9月辺りでしょうか?その辺りも明確になったら、またお知らせします。
北米版のキャスティングもまだ数名決まっておらず、そっちも急がなければなりません…
後3キャラ!なかなか理想の声に辿り着けず…。

本編完成という事で、ちょっと早いですが、DVDのおススメの観る順序を説明しておきます。
まず、限定版の方はOVA『LAST ORDER』から、
通常版の方はオリジナルダイジェスト版『REMINISCENCE』を。
そして本編の『AC』という順序がおススメです。
実はここで、もう一度『REMINISCENCE』に戻って頂くと、色々発見があるかもしれません。
尚、限定版の方はメイキング『DISTANCE』並びにコメンタリーは、最後に観る様にして下さい。
ネタバレを多く含んでいます。
それでですね、メイキングが結構真面目な堅いインタビュー物になってしまったので、
あえてコメンタリーは素のスタッフの会話というコンセプトで、かなりくだけた感じになっています。
その為、もしかしたら不愉快に感じる方もいるかもしれませんが、是非ご容赦下さい。
皆さんと一緒に映像を観て、会話している感じで行きたかったので。
なので、皆さんも是非一緒に、ツッコミながら御覧頂けたら幸いです。

それと少し劇場公開に関しても説明をしておきます。
実は、この『AC』を当初から劇場用映画として製作していないために、
通常の興行という形式を取ることが出来ません。
それでもかなり無理を言って交渉してもらったのですが、なにぶん、弊社の意向だけで
何とかなるものでも無く、限界がありました…。
それでも何とか劇場の大きなスクリーンで観たい!という声にお応え出来る様に、
関係各社のご好意もあり、かなり変則的な方法での公開という事に決まりました。
本当に心苦しく、申し訳ないのですが、
おそらく劇場で観たいと楽しみにされている全ての方々の声にはお応え出来ないかと思います。
多くは語れない事になっていますが、『AC』のサイトを自分で見られる環境にしておいて下さい。
詳細は近日中、公式サイトでの発表致します。Japanプレミアも同様です。

最後に、ヴェネチアですね。
おかげさまで、2年連続同作品での出品という驚きの展開になりました。
本当にありがとうございます!
今年もまた行ける事になるとは、ギリギリまで思っていなかったので、本当に驚いています。
アウトオブコンペとは言えど、今年は去年と少し違って、ちゃんと赤絨毯を歩くらしいです。
本当なら緊張してあれこれ心配するんですが、今回は本当に忙しくて、その暇がありません。
例えばヴェネチア帰国後すぐに、Japanプレミア、劇場公開、発売日、と控えています。
その準備や、関連物の準備もしないといけませんし、北米、欧米版の準備もあります。
先には当然『KINGDOM HEARTSII』もある状況です。更にはその先もある。
と、書いているだけでドキドキして来ました。ヤバイです、時間が足りない。

それにしても、最近は情報やお詫びばかりで、軽い冗談を書く余裕も無くなりましたね。
ここも何とか発売までは続けたいと思いますが、気づけば結局また書いているのが自分だけだったりします。
最近は事業部部屋の宣伝部4人も朝方まで残っている事が多いのですが、
(この4人が『AC』『BC』『CC』『DC』『KHII』の宣伝担当)
みんな忙しくて壊れかけているのか、会話が全て『AC』『DC』や『KHII』の台詞になって来ています。
そしてまた深夜の人の少なくなったフロアで、
「久方ぶりの、殺し合いだー!!」(by.DCのアスール)の声と共に突然始まる、
社内ネットによる『DC』のオンラインプレイが唯一の気晴らしだったりします。


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