2004/7/28 近況報告 野村

野村です。
2回目です。
今回は今更ながらE3の報告をしようと思っていたのですが、
自社ブースのミーティングルームから出れてなくて、
最終日にやっと自社のシアターが観れただけで、
特に報告出来る事が無いのです。すいません。
しかもネタ的に結構時間が経ってしまいました。

個人的にはE3の時、体調がまた悪化してしまい、
初めて海外の病院に行ったりしてました。
まず、ER(救急病院)に行ったのですが、
受付で順番待ちをする事1時間、ようやく順番かと思いきや、
血圧やら何やらを調べられた後、
「あちらの待合い室でお待ち下さい」
「え!?また待つの??どれくらい?」
「状況にもよりますが、だいたい2時間ですね」
「…」
先生に会うまでに3時間??
どこが救急やねん!!つー話ですよ。
君とはやっとれんわ!という感じで帰りまして、
次の日、別の病院に行ってきました。
で、驚いたのが治療受ける前の書類の数。
あからさまに、何があっても責任取りません、
という感じでだったのですが、不安的中でした。
診断を受けたのですが、特に何の治療もしてくれなかったので、
「注射とかしてもらえませんか?」
と尋ねたところ、病院の通訳の方が先生に言ってくれて、
「先生が言うには、注射してもいいけど体に良く無いらしいです」
「…え?何の注射ですか?」
「…、先生に聞いて来ますね」
通訳の方がそう言い残して、先生を探しに行った直後、先生登場。
「こっちに来なさい※英語」
「いやいや、だから何注射すんのよ?」
通訳の方、不在のまま謎の注射をされました。
その後受付に戻り、さっきの通訳の方に
「結局、何だか分からないまま注射されたんですが、何だったんでしょう?」
「…、先生に聞いて来ますね」
待つ事、数分。
「先生帰っちゃいました…」
「…」
結局、何を注射されたのか闇の中。
まぁまぁ、見かけによらずかなりタフなので大丈夫でしょう。

そんなこんなで最近、あまりにも周囲から休めと言われるので、
ちょこちょこ休んだりしているのですが、結局ウチでデザインしてたりします。
『アドベント チルドレン(AC)』に関してのデザインはほぼ終了しているので、
未発表の物と、E3で発表された『ビフォア クライシス(BC)』が主です。
BCは今回のACと同じく『FFVII』の世界観を元に、
その6年前から始まる携帯電話用のゲームです。
ACの様な、その後の世界というのは何度か経験があるのですが、
それ以前の世界を描くというのは初の試みで、
AC以上に多くのキャラを書き下ろししてるのですが、
数年前の姿を考えるというのは、なかなか楽しい作業です。
『FFVII』が好きな方にはお勧めですので、
興味のある方は是非プレイしてみて下さい。

それよりACのお話ですよね?
E3でも発表になりましたが、ACはDVDとUMDの両メディアでの発売となります。
どの様なカタチで皆さんに初お披露目するか?発売日はいつになるのか?等、
諸々の詳細を日々話し合っている状況です。
そんな中、突如舞い込んだ驚きの展開もあったりしまして、
更にACにとんでもない事が起きようとしています。
詳細はもうしばらくお待ち下さい。

さて、現在の状況としては、レイアウトという作業をしてます。
とりあえずオープニングからエンディングまでを
ラフな状態でも、構成して繋げる作業です。
もう何度も行っているのですが、
レイアウトしては細かく調整、追加、削除を繰り返し、精度を上げて行くのです。
今はシナリオに表現されていない部分を詰めながら、
とりあえず、全ての情報を盛り込んだ状態のレイアウトを関係者に観せつつ
最終調整を行おうという段階です。
現在の所、懸念される意見は大体皆3つくらいで、
想定していた改善予定の部分だったので、一安心しているのですが、
後は最終的な落とし所を細かく決定して、
足らない物を用意する為の、スケジュールとボリュームのせめぎ合いです。

まだレンダリングという最終工程を行っていない素材がほとんどなのですが、
逆に言うと、所々レンダリングされている画面を観つつ、
このクオリティで全てがレンダリングされるのを想像すると、
自分自身、早く完成しないかとワクワクしてしまいます。

…そろそろいいでしょうか?
せっかく読んで頂いていたので、何かもう少しここだけの情報を…

「白い布を被っている人物は、ある男性キャラクターです」

そちらの方も是非お楽しみに。

微妙?
明らかに前半部分は水かさ増してる感が否めないですしね…
じゃ、最後にもう一つ。

「PVでカダージュが空に向けて放っているのは、○○魔法です」

…今回はこれで勘弁して下さい。
9月のTGSでは今までより、長めのPVを用意します!
次回のネタはあるのかな?
つか、そろそろ誰か他のスタッフも書いて…


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